過去の店長日記
パCSファイナルステージ 3位ロッテ初突破
パCSファイナルステージ 3位ロッテ初突破
マリンガン泣いた笑った!全員野球で「和」
パCS 手つないで円陣…ロッテ「和」でつかんだ勝利
ロッテが勝利しました。
今季のチームスローガンは「全員が一体になる」との意味を込めて「和」と定めたそうです。
「和」は「和粋庵」の「和」でもありますので、改めて考えてしまいますが、「和」とはなんでしょう。
wikipediaによると
- 日本の古い名。
- 「日本」を意味する文化的概念。和風、和服、和食など。
- 調和、平和、均衡、争わないこと。和議。和を尊ぶ、など。
- 足し算の結果。加法を参照。
- 万葉仮名では「わ」音を表す。また、ひらがな「わ」の元になった漢字。
- 日本の自動車のナンバープレートのかつての地名表示の一つ。現在の「和歌山」ナンバーにあたる。
今回、ロッテのスローガンとして使われた「和」の意味は3番目の調和という意味でしょう。
「和」とは、もともと「わ」という音の日本語です。
本来「わ」には「環」や「輪」の意味しかなく、環濠集落を表す言葉でした。
それが、環濠以外の集団や、仲間という意味を表す言葉となり、中国人に、
自国の意味で「わ」と言ったところ、「倭」(背が小さい、体が曲がっているなどを意味)
という文字を当てられたそうです。
その後、「わ」は、集団的な協調の精神やアイデンティティをも意味するようにもなり、
日本側の要望により、国名の文字を「倭」から「和」に代えてもらった、と言われています。
集団的な協調、協力の精神と国名がつながるということこそ、日本人らしさだと思います。
日本人は、昔から争いを避け、話し合いを重んじ、共存共栄を目指す「和」の精神を大事にしてきた証です。
日本固有の精神を、「和をもって貴しとなす」と表現した聖徳太子の言葉はあまりにも有名です。
時代は変わり、日本には武士が生まれ、身分制度ができることもありましたし、
果てにはたくさんの戦争を経験することになった日本ですが、
今でも「和」の精神を日本人はきちんと持っているのでしょうか。
スポーツでは比較的よく「和」の精神が掲げられることがありますが、
多くの日本人に、日本人のアイデンティティだった「和」の精神が
現在もあるかというと疑問が残ります。
「和粋庵」の名前は「和を粋に着こなす庵」という意味でつけました。
「和」の精神を纏うための商品を作っているということをもっと意識していこうと思います。
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