過去の店長日記
生物多様性の保全、企業も注視…COP10
生物多様性の保全、企業も注視…COP10
現在、名古屋でCOP10が開催されています。
【COP10実行委員会ホームページ】
現在は”生物多様性の保全”というテーマの会議が行われています。
このような自然の生態系を壊さないようにする取り組みが最近はあちこちから聞こえてきます。
先週オープンした羽田空港の新滑走路は、川の河口にあるのですが
川の流れをせきとめないよう新滑走路の3分の1は桟橋構造となっているそうです。
羽田空港新国際線旅客ターミナルオープン
エコや環境保護の気運は確かに高まっているとは思いますが、
それ以上のスピードで自然がどんどん破壊されているようです。
最近は日本全国で熊の出没が相次いでいますが、人間が自然の生態系を壊しているということが
その原因のひとつとして挙げられています。
クマ出没、被害相次ぐ 福井、兵庫で重傷者も
そういえば今年の夏は、各地で記録的な大雨が降った上に、記録的な猛暑に見舞われました。
温暖化の影響なのか、よくわかりませんが、たしかに地球があちこちで悲鳴をあげているようにも思えてきます。
先日テレビ番組で、昔の日本人の精神が紹介されていました。
その昔、キリスト教の宣教師が日本に訪れ、その教えを広めていたとき、
日本の町人たちが「なぜ、人間が動物よりも偉いのですか?」という疑問をその宣教師に投げかけたそうです。
「人間だけは神に選ばれたものであり、他の動物は人間に食べられるために存在する」と言う考え方を
当時の日本人は理解できなかったという話でした。
現在、日本人は無宗教の人が多いと思いますが、人間と動物を対等と
考えていた当時の日本人の精神、考え方とは随分変わってしまったと思います。
技術革新があり、文化もさまざま発展してきたこと自体は、とても良いことだと思います。
決して先祖返りをしたほうがいいとは思いませんが、当時の日本人の精神を見直した上で、
さらなる技術と知恵で自然、環境保護をひとりひとりが考えていく必要はあるんだろうと思っています。
昔の日本人から学ぶことはたくさんあります。
和粋庵でも「和」の商品を通して、昔の日本人の良い精神まで伝えていきたいと思います。
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