過去の店長日記
自粛と復興
こんにちは、和粋庵です。
群馬県桐生市では本日、計画停電が行われ、午前10時ごろから13時ごろまで電気がきませんでした。
暗い中、電気がなくてもできる仕事を集中して行っていましたが、
改めて仕事を含め、普段の生活の中で電気を使って行っていることが
とても多いことに驚きを感じるとともに、その大切さを感じました。
日中かなりの時間、停電するというのは、今まで以上に計画的な行動をしないと、かなり仕事に影響を及ぼします。
まだどれだけの期間、この停電が続くのかわかりませんが、
状況を受け入れ、柔軟に対応していこうと思います。
停電だけでなく、地震の影響は、既に日本経済にも大きな影響を与えています。
日経平均株価はリーマンショック以来の1000円を超える下げ幅になり、
生活必需品以外の消費活動は、このままでは少なからず縮小していくことが目に見えています。
現在、様々なイベントが”自粛”され、延期や中止となっています。
弊社でも先週、発送した祭袢纏が不要になったとのことで、返品を受けたりなどもしました。
この事態ですから、仕方のないことですし、被災者を想って”自粛”したり、
建物の損傷でイベントが行えなかったりということは現時点では、ある意味当然のことだとも思います。
現時点においては当然のこととは思いますが、これから春を迎え、
夏になってまで様々なイベントが”自粛”されてしまうのでは、
経済的な復興の面からも日本人の精神的な面からもマイナスに作用してしまうことでしょう。
こんなときだからこそ、被災者を元気づけ、日本経済を立て直すための
”元気で明るい”イベントやお祭り、お花見などを積極的に行うべきです。
今回、被害の最も大きい東北地方の三大祭りはあまりに有名です。
規模からしても日本最大級のお祭りです。
仙台七夕まつり(宮城県仙台市。会場) 68.4万人/日
青森ねぶた祭(青森県青森市。会場) 53.2万人/日
秋田竿燈まつり(秋田県秋田市。会場) 33.5万人/日
by Wikipedia
例年のようにはいかなくとも、復興のきっかけになるようなお祭りを
例え、どんなに小規模になったとしても、これからはどんどん行っていってほしいものです。
一方では”この事態に不謹慎だ”と言われるのかもしれませんが、”日本を元気にする”ためには、
控えるのではなく、行動することこそが被災者のため、日本のいち早い復興のためになるはずです。
今は心配なことばかりで、どこもかしこも不安な表情をした人ばかりですが、
いち早く日本人が笑顔を取り戻すことを、誰もが、望んでいるはず。
弊社も、前を向いて、やれることをしっかりとやっていきたいと思います。
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