過去の店長日記
ひまわりのように
こんにちは、和粋庵です。
今月もあと4日となりました。
大地震からは3度目の月曜日です。
被災地の映像を見たり、話を聞いたりすると悲しい気持ちをどうしていいかわからなくなりますが、
それでも被災地ではない場所では普段の生活が待っています。
元気な人はしっかり仕事をし日本経済を回していくことが復興のためにも非常に大事なことです。
とはいえ、計画停電や放射能の状況なども気にしながらなので
なかなか普段通りというのが難しいですね。
これからの不安も大きいものがあります。
特に福島第一原発の状況は、なかなか終息する気配がありません。
野菜や水などを始め、放射能が実生活にも影響を及ぼし始めています。
計画停電も向こう1年続くという話もありますし、放射能にいたっては
汚染された土壌などを浄化するのに何年、何十年という時間が必要だという話もあります。
細かなところは専門家の方の話を注意して聞く必要があると思いますが、
いずれにしても長期的な視点で、この震災と闘っていくことは覚悟しなければいけないでしょう。
放射能の関連のニュースで、こんなニュースがありました。
ヒマワリが、放射能汚染された土壌の浄化に効果があるとされている。
植物には根っこから土壌の放射性物質を吸収するものもあるそうで、その中でもヒマワリが最も吸収の効率が良いのだという。土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、わずか20日で95%以上を除去したという記録が残っている。
ひまわりにそんな作用があるとは驚きです。
なんだか、今年の夏にひまわりを早く見てみたいという気持ちになりました。
ひまわりを始め、いろいろな植物は成長をするときに太陽の方向に伸びます。
ひまわりの場合、花が開き成長がとまると、向きを変えるということはほぼないのだそうですが、
開花した花が一斉に太陽の光を受けやすい方向に向いているのをみて
「ひまわりは、太陽のほうを向いている」と言われたりしています。
ひまわりは、ドイツ語や英語では「太陽の花」、
フランス語やロシア・イタリア・スペイン語では「太陽について回る花」といいます。
日本も、震災のことを振り返って悲しんでばかりでは成長できません。
日本人全員で明るい太陽のような将来に向かって、ひまわりのように
成長して大きな花を咲かせていきたいものです。
この震災を機に、日本人みんなが上を向いて、成長することに集中していけば、ひまわりのように
今までなかなか改善できず、何十年もかかると言われていた日本の様々な悪いところも浄化できるかもしれません。
ピンチとチャンスは表裏一体です。
下ばかり向いていないで、ひまわり畑のひまわりのように太陽に向かって成長していきましょう。
ひまわりにも沢山の種類がありますが、
ひまわり(サンリッチオレンジ)の花言葉は、『未来をみつめて』だそうです。
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