過去の店長日記
甚平や作務衣が部屋着として今改めて見直されている理由
こんにちは、和粋庵です。
今日の桐生は凄く暑く、パソコンも悲鳴を上げています。
みなさんも節電をしすぎて、熱中症にならないようにお気を付けください。
さて、6月は父の日があったことで、作務衣、甚平の注文をずいぶんいただき、忙しくさせていただきました。
お客様が作務衣、甚平を部屋着として選ぶ理由を聞く機会も多くあったわけですが、
その中で今まで以上に「なるほど」と納得したものがありました。
それは、
「夜、もし地震や災害があったときに、パジャマでなく、作務衣や甚平を着ていれば、
そのまま外に出て行ってもおかしくないから。」というお声です。
お一人ではなく、最近、何人ものお客様からそのようなお声を頂きました。
寝巻用の作務衣と、普段着用の作務衣を使い分けているというお客さまもいました。
たしかに、日本において、大きな災害は決して他人事ではありません。
もし寝ているときに逃げ出さなければならない状況に陥ったら、、、、
避難所に薄手の柄の入ったパジャマだけで逃げていくことになるのか、、、、
今回の東日本大震災で、そんなことを多くの方が自分事として想像したのかもしれません。
そう考えると、作務衣や甚平に限らず、部屋でくつろぐ恰好や寝間着なども気を使ってしまいますね。
甚平や作務衣が今、部屋着として見直されている理由に個人的には凄く納得してしまいました。
お客様の声から学ぶことは本当に多いです。
あたらしく夏用の羽織として、絽の羽織を数量限定で作らせていただいたのですが、
これもお客様から「夏も作務衣の上に羽織がほしい」というお声があって生まれた商品です。
現在、在庫切れになってしまいましたが、ご要望とお時間をいただければ
製作は可能ですので、ご希望の方はお問合せください。
これからもお客様のお声、ひとつひとつを真摯に受け止め商品開発やサービスに活かしていきたいと思っております。
ご意見、ご感想は info@wasuian.com までお寄せください。
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