過去の店長日記
日本製 作務衣へのこだわり
こんにちは、和粋庵です。
今日は弊社の日本製へのこだわりについて意気込みを書こうと思います。
巷には様々な作務衣や甚平が溢れていますが、その半数は海外製のものです。
和粋庵では日本製ものづくりの質の高さ、伝統を受け継いで敢えて「日本製」にこだわった作務衣や甚平を作っていますが、価格の面ではやはり海外製のものに比べると高くならざるをえません。
それでも高品質の日本製の作務衣・甚平にこだわって購入してくださるファンの方がいらっしゃり、ギフトなどでも日本のものだからこそプレゼントに使いたいとおっしゃってくださる方がいて、おかげさまで「和粋庵」、「IKISUGATA」という作務衣・甚平ブランドが立ち上がり、継続ができています。
ニュースなどでは日本のものづくりの技術は、中国や韓国に流れてしまったという話が最近よく聞かれるようになってきましたが、本当でしょうか。
一部ではそのような部分もあることは否めませんが、私は日本のものづくりの技術はまだ国内でしっかりと受け継がれているものが多く、これからも期待できるものと思っています。
こんな記事がありました。
アジアが見る日本製品のイメージ、中国・韓国製品との違いは?<Business Media 誠>
”博報堂の調査によると、アジア14都市の15~59歳男女に「日本製品のイメージ」を尋ねたところ、最も多かったのは「高品質な」で64.6%。以下、「定評のある」が49.0%、「カッコイイ/センスがいい」が45.2%、「安心/安全な」が36.0%、「時代を切り開いていく感じ」が35.7%、「活気や勢いを感じる」が35.4%で続いた。
地域別に見ると、いずれの地域でもトップは「高品質な」だった”
主に電化製品のイメージかもしれませんが、今まで日本人が作り上げてきた MADE IN JAPAN はまだ海外からの評価も高いです。
人気のiPhoneやiPadの精密機械、金属フォルムも日本のメーカーが受注しているものも多いと聞いたことがあります。
イタリアも昔から革製品を始めとする高品質の製品の伝統を受け継いで、現在でもそのブランドは世界が認めるところです。
安く大量に、ということも一方では必要とされているので否定はしませんが、日本も高度経済成長期のときのように大量消費の商材を安くつくるということは中国などに譲り、いかに良いものをこだわって作るかということに注力し、日本ブランドに磨きをかける時期のような気がしています。
海に囲まれた日本という島国で培われた独自の文化、伝統を今後も日本でこだわって続けていくことにも価値があるのではないでしょうか。
そんなことを考え、当社は日本の職人の方々を一緒になって和粋庵、IKISUGATAの作務衣、甚平を世に送り出しています。
Tweet
|