過去の店長日記
父の日、母の日の意見調査
こんにちは、和粋庵です。
今日も父の日関連で何かニュースがないか見ていたのですが、意見調査というものがゴロゴロとあることに驚きました。
技術、科学の発達で世の中の色々なことがわかってきています。
しかしながら、これだけ歴史が積み重なった現在においても「人の行動」の予測というのはかなり難しいと言われています。
人の行動には無数の事柄が関係しており、本人ですら気づいていないようなルールや理由が複雑に絡み合っているためです。
ドラえもんのような人型ロボットを作ることができないのは、そこに理由があります。
一人の人の行動だけでも信じられないほどの複雑さがあるので、たくさんの人が交錯する社会の動向というもなど、誰も正確に予測することはできません。
最近は想定外という言葉をよく聞きますが、実際に起こりうるあらゆる事柄を全て想定して行動するというのは現実的ではないのは確かです。
これだけ科学は発達してもわからないことは多いんですが、人の行動を解明していくことに、近年、大きな変革がありました。
インターネットや携帯電話の発達で、人の行動が今までとは全く違う規模で実験、測定、観察ができるようになりました。
そして人々は自分の行動を記録し公開するようになりました。
今まで人の行動や心理は、数人レベルで実際に何度も実験をして、その結果を以て、規模が大きくなった社会に適用しても同じような結果になるだろうという推論しかできなかったわけですが、インターネット上では人がどのように行動するのかが記録に残り続けます。
人の行動に対する実験なども今までの時間とコストをかなり圧縮できるそうです。
ある意味怖い部分もありますが、インターネットを使った調査というのも本当に増えてきてます。
それだけ低コストで意見や行動の結果が集まるのだと思います。
ちょっと堅苦しい話ばかりになりましたが、そのような調査は今や無料で目にできるものが沢山あります。
それが冒頭でゴロゴロと出てきたインターネット調査です。
父の日に関する調査に注目して探してみたんですが、想像以上に沢山見つかりました。
比較的よく調査していそうなものを10個ピックアップしました。
列挙していきますので、気になるものがありましたら覗いてみてください。
- 母の日・父の日の贈り物に関する調査(2008年カウネットモニカ調査)
- 贈りものをした人は、母の日-男性51%、女性77%、父の日-男性43%、女性66%
- 今年贈りものをする予定は、母の日-男性52%、女性81%、父の日-男性41%、女性67%
- 配偶者からも贈りもの-父の日29.5%、母の日17.1%
- 男性に多い「配偶者の母親・父親」への贈りもの
- もらった贈りもの-父の日は「飲料・酒」「衣類」、母の日は「花・植物」
- 贈りものに選びたい物-母の日は定番の「花」、次いで「衣類」、父の日は「衣類」「飲料・酒」の順
- 嬉しいものは「(贈り物をする)気持ち」「(感謝の)言葉・手紙」
- ライフステージによってさまざまな感謝のメッセージ
- 父の日の方が母の日に比べ予算はやや大きい
- 贈る側、贈られる側それぞれからみた想い出やエピソード
- 「父の日は何もしない」が6割超す 「習慣がない」「照れくさい」(2009 J-CASTニュース)
- 現代父娘の仲は意外に良好!? 約4割の娘が「父と2人で出かける」(2010 サンセットコーポレイション)
- 「父の日のプレゼント」に関する全国インターネット調査(2009 PRTIMES)
- 10代に聞く父の日調査
~理想のお父さんは男性「所ジョージ」、女性「キムタク」~(2008 ネットエイジア) - 父の日プレゼント(2011 マイボイスコム)
- 父の日贈り物 ランキング(2010 リサーチバンク)
- 父の日を前に娘800人にきいた ≪父親の健康に関する娘の意識調査≫(2011ファイザー株式会社)
- 父の日に「プレゼント」がほしい父親は、わずか4%!お父さんが本当にほしいのは「親子で過ごす時間」(クラフトフーヅ株式会社)
- 父の日に関する意識調査(2009 アサヒビール)
まだまだ探そうと思うとかなりありました。
調査年と調査会社をタイトルのあとに追記して置きました。
集めてみて思いましたが、調査年、調査会社、それと調査母体によって父の日というひとつのアンケートでもかなり結果も違ってみえて面白いです。
アサヒビールの調査では「父の日」で贈りたいものは、3年連続で「お酒」がトップらしいですが、他の調査では「ハンカチ、靴下、ネクタイなど」がトップでした。
インターネットで簡単に意識調査、アンケートはとれるようになっていますが、そもそもの母体が調査会社にとって都合の良い人々であったりするようですね。
面白いのですが、気を付けないとこういう調査に流されてしまうかもしれません。
何が正しく、どう判断するかは結局自分ですね。
気になった父の日調査があればぜひのぞいてみてください。
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