過去の店長日記
浮世絵データベースが凄い
こんにちは、和粋庵です。
当店では外国の方に特に人気の「浮世絵のれん」の取扱いをしているのですが、どれも厳選された良い絵です。
日本女性を描いたものは海外で喜ばれるそうです。
たしかに日本製のしっかりとした生地でつくられた暖簾なので、お土産として最適です。
浮世絵のれん 3,800円
浮世絵はそもそも江戸時代に成立した日本絵画のジャンルで、「浮世」という言葉は「現代風」という意味を表し、当代の風俗を描く風俗画ということです。
一般的には、多色刷りの木版画が有名で、版画は比較的多く刷り上げることができて大衆でも容易く手に入れることができるため、広まりました。
ですから浮世絵版画は大衆文化の一部で、昔は手に取って眺め、楽しまれていたもので、現代の美術展などのように額に入れて遠目に眺めるようなものではなかったといいます。
実物を眺め楽しむことは難しくなった現代ですが、実は東京都立中央図書館をはじめ、インターネットのデータベースに浮世絵の膨大な数が登録されており、簡単に検索、画像を眺めることができます。
こちらが東京都立中央図書館の浮世絵データベース
なんと1万3千件以上が絵師の情報とともに無料で誰でも見れる形で公開されています。
昔のように実物は手に取れなくても、描かれたものをこうも簡単に見ることができるようになった現代の技術、サービスも素敵ですね。
欧米諸国で、とくに印象派の巨匠たちに見いだされ、ゴッホにも多大な影響を与えた日本文化。
現代の便利な技術を利用して、日本人の私たちが改めて眺めてみるのも良いと思います。
浮世絵にご興味をもたれたら、自分用に、又はお友達用に「浮世絵のれん」をどうぞ。
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