過去の店長日記
ゴールデンウィークの過ごし方の変化
こんにちは、和粋庵です。
ゴールデンウィークに入り、9連休、10連休を取ったという方もいるようですが、若い方のゴールデンウィークの過ごし方が昔と比べて変化してきているという記事がありました。
20代・30代のGW、「自宅派」が64%-スカパーJSATが調査 /東京
25km渋滞中。 亀山〜四日市 / HIRAOKA,Yasunobu
わざわざ混んでいる時期に混む場所に向かわなくても・・・という人が多いようです。
インターネットや、テレビ、ゲーム、その他の趣味も昔に比べるとお金もかからず、自宅から出なくても良い楽しみが増えていることもあるのでしょうか。
それとも家族との時間を大切にしたいという気持ちの高まりの結果かもしれませんね。
作務衣や甚平というも昔のように特定の人が特定のイベントに着るだけのものではなくなってきています。
特に作務衣に関しては、もともとの作業着という性質よりも現在は部屋着、くつろ着ということを目的にお求めになられる方が多く、当店の場合は企画、製作しているものもその傾向のもののほうが強いです。
旅館さんや、お寺、神社の方などの業務用の作務衣というものもありますが、その作務衣に求められるものは、主にポリエステルの製品で、洗ってすぐに乾くこと、丈夫で破けにくい、価格の安いものといった傾向が多いです。
一方で、くつろぎ着としては弊社の多くの取扱い製品のように、綿や麻、絹といったこだわりの天然素材で、日本製が好まれる理由としてしっかりとした作りや検品、袖はゴム仕様ではなく、粋な和の装いを感じさせるデザインなどが好まれています。
インターネットでお客様のお声を様々いただくうちに、お客様の傾向や使用方法なども昔よりも見えてきました。
ゴールデンウィークの過ごし方も変わっていくように、和の装いにも時代や環境によって求められるものは変わっていくので、全てのご要望に応えることは難しいとしても、お客様から頂くフィードバックを大事にこれからも古きを大切にしつつも求められるものを考え製作していきたいと思います。
もうすぐ母の日、父の日があります。作務衣や甚平を贈る方も多いと思いますが、ご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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