和粋庵の春の話。

 
はい、和粋庵のナガシマです。
短く儚い桜の季節が終わり、暖かな日が続いております。
(今年は、桜を見れる期間長かったですね)
 
今年は、初めて桜名所巡り。新宿御苑と皇居周辺でお花見をしました。
昼桜(さて、合っているのか)、夜桜と両方を楽しむという贅沢を試み大満足。
蕾から散りゆく様まで儚く、美しい桜はたくさんのひとを魅了していました。
また、場所、場所で和装を楽しむひとをよくお見かけしました。
お祭りのようにわいわいとした雰囲気の中で、綺麗な桜を愛でながら、
おいしいものを食べる時間は、格別でした。
(隣で楽しんでいた方々と一緒にお喋りをしたり、桜の力恐るべし)
 

 

昼と夜。全く表情が違って面白い。
 
前回は、和粋庵で贈る、贈り物の話をしました。
今回は、和粋庵の春(4月)について言葉にしようと思います。
 
4月になり、新しい期となりました。
暖かくなるタイミングで春夏向けのカタログが完成しました。
優しく、爽やかな色合いが目を引く“作務衣生活”というカタログです。
和粋庵実店舗も通年作務衣や夏物を中心とした商品に入れ替えを行いました。
新商品はもちろん、定番の人気商品もご用意しておりますので、
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
 
4月、和粋庵に新入社員が入社しました。
毎日、一緒に仕事をしています。
もう少ししたら、SNS等で登場すると思います。
社内の空気感も変わり、私自身も刺激を受ける日々。
一番発見だったのは、“うやむやにしない”ということ。
自分のなかで当たり前の日常に溶け込んでいたことも、
思い返せば、全部が最初は初めてであること。
慣れたからこそ、省略していたりしていたことも。
振り返って行動したり、きちんと言葉にすることで自分も改めて確認する。
そういう感覚がとても新鮮です。
 
ふと、自分が入社したときのノートを見返しました。
(あまりにボロボロで笑いました)
ページの最初に“まず、朝掃除をする”なんて書いてありました。
歴代のノート、そういえば全部手元にあります。
(かなりの冊数と重さ!そしてやっぱりガシガシ使うのでボロボロ)
月日を追うごとに仕事の仕方も内容も変化しているのでもう使わない。
頭では分かっていますが、これがなかなか捨てられないのです。
“お守り”のような、あることで助けてもらえる存在。
また、面白いのが過去の自分にヒントをもらうことがあるのです。
そんな発見もあり、手放すことを悩むのだけれど、
やっぱり手元に置いておくことを選んでいます。
 
気持ちも新たな4月。
あっという間に連休です。
今年は、とても長いお休みです。
小旅行の計画を立てていたり、
久しぶりの友人とゆっくり会える時間が楽しみです。
たっぷり元気をチャージしようと思います。
 
【今日のひとコマ】
4月は、新しい季節。
春といっても乾燥が気になっております。
気持ちも新たにハンドクリームを新調しました。
珍しいペパーミントの香りです。
しっかりミントでいい具合です。
それにしても今年のわたしは静電気がすごい。
バチンとものすごい音を立てている日々です。
恐る恐るものに触れる癖がついてしまいました。
 
どうぞ、よしなに。