和粋庵、質問箱。(手入れ編 )
はい、和粋庵のナガシマです。
最近のワタシは、暑さからか薬味の存在に心を奪われています。
ネギ、茗荷、青じそ、梅干し、青唐辛子、生姜などなど。
お蕎麦と合わせたり、お豆腐にのせたりと暑いこの時期には、かなり重宝しますね。
昔は、“薬味”という存在に、あまり魅力を感じていなかったのですが、
立派な大人へ成長でしょうか。笑
さて、前回は質問箱の選び方編を更新しました。
今回も質問箱の続編ということで、気になる手入れ編を更新します。
それでは、スタートです!
Q1.お洗濯方法は?
A.こちらは洗濯機で洗える商品と手洗いの商品とで異なるので、
それぞれご紹介させて頂きます。(※お手入れ前に必ず品質表示をご確認ください)
【洗濯機で洗える商品】
紐が引っ掛かり、破ける原因となるため、
畳んでネットに入れて洗濯をしてください。
タンブラー乾燥は、生地が縮んで戻らない原因となりますので、
使用は避けてください。脱水時間は短めにしてください。
【手洗いの商品】
やさしく押し洗いしてください。
特に草木染(柿渋染や藍染)の商品は、洗濯すると色落ちしますので、
他のものと一緒に洗わないようにご注意ください。
※夏物作務衣・甚平の場合、生地の目がずれて裂ける原因となりますので、
柔軟剤は使用しないでください。また、漂白剤配合の洗剤は使用しないでください。
Q2.干し方は?
A.脱水後は、すぐに取り出し、シワを手でよく伸ばし
(畳んで手でポンポンと叩くと、更にシワが伸びます)ながら、風通しの良いところで陰干しをしてください。
日光に当たると色あせや変色の原因になります。竿干しは型崩れもなくシワも伸びる、理想的な干し方です。
Q3.アイロンのかけ方は?
A.天然繊維の商品はシワになりやすいので、当て布をした上で、
アイロンをかけると更に綺麗に仕上がります。
夏物の場合(近江ちぢみ、楊柳、しじら等)、あえて凹凸を作っているため、
アイロンでプレスすると生地の良さが無くなってしまいます。
そのため、プレスせずに浮かせながらスチームでアイロンがけをすると
綺麗にシワがとれます。
※洗濯・干し方・アイロンについては、商品によって、お手入れ方法が、
異なります。品質表示・洗濯表示をよくご確認ください。
日頃、よくご質問を頂く手入れ編でした。
長く着たい、そして愛着があるからこそのご質問で当店もうれしくなります。
質問箱については、今後も定期的に更新をしていきたいと思っています。
お客様から頂くご質問は、私たちも気づかないことが多く、
そして、ご購入を検討している方や疑問に思っていた方にも
参考になるものだと思います。
【今日のひとコマ】
最近、とてもとても食べたいものがあるのです。
“すだち蕎麦”という存在。
何年か前から、この時期話題になっていますね。
かなりインパクトのある見た目、想像する酸味がこの時期には、
たまらないなと思っており、ずっと食べたいと思っていますが、
なかなか出会えずですが、なんとか今年は食べれたらいいな。
どうぞ、よしなに。