和粋庵、夏の終わりの話。

 
はい、和粋庵のナガシマです。
2019年もあっという間に半分以上が過ぎ、
残すところ、3ヵ月となりました。
 
春のときにお話をしていた、新入社員さんは、
心強い存在として、二人三脚で日々お客様対応をしております。
日進月歩な姿をみて、うれしくなると同時に、
ワタシも改めて頑張ろうという気持ちになります。
 
さて、前回はQ&A方式の手入れ編でした。
衣服を綺麗に着ているひとは、とても魅力的です。
わたしもそんなひとになりたいなと思っています。
そんな今回は、和粋庵の季節の話をしようと思います。
和粋庵の夏の終わりの話を言葉にしていこうと思います。
 
少し長めのお盆休みが終わりました。
和粋庵の初夏の話でも言っていましたが、あっという間ですね。
予定をたっぷり入れたいと思っていたり、少し休みたいなと思ったり。
そんなことを考えるのも実は楽しかったりします。
 
お休みの間、6年振りに学生時代の友人と会うことが出来ました。
お互いに6年前とは、生活もとりまく環境も変化しています。
6年はそれなりに長い時間ですが、あっという間だった気もします。
空いた時間を埋めるのにさほど時間はかかりませんでした。
たっぷり近況報告をして、笑って、美味しいものを食べて、笑って、
最後に一緒に買い物をして帰りました。
“楽しかった、ありがとう”という言葉を土産に、
わたしも“いい日だったな”としみじみ家路に着きました。
彼女は、昔からパワフルでエネルギーに満ちていました。
時が経ち、それは衰えず、加え“自信”をとても感じました。
とても羨ましく、眩しかったくらいです。
 
自分が自分らしくいることはとても難しいことです。
バランス良く、機嫌良く、過ごすことは難しい。日々色んなことが起こりますから。
でも結局、“なるようにしかならないし、選んだのは誰でもない自分”ということを、
再認識しました。いつか本で読んだのですが、選ばなかった道が気になるというもの。
実は、わたしは結構気にしてしまう方だったりします。あっちの道の方が幸せだったかもと。
自分と折り合いをつけるということは、実はとても大切なことかもしれません。
肩の力を抜いて歩くことで気持ちがまるく、まるくなれば、万々歳です。
 
さて、お休みが明けると待っていましたという感じで、
気温が落ち着きました。雨が降ったり、朝晩ひんやりさを感じたり、
急にやってきた秋に少し身体が驚きながらも、衣替えの準備かなという感じです。
夏作務衣から、通年作務衣へ。甚平はまた来年という時期になりそうですね。
 
そんな和粋庵、来たる秋・冬に合わせて、
デザインチームが“秋冬カタログ”を製作中です。
毎号、とても格好良い仕上がりなので、ナガシマも楽しみにしております。
楽しみにされている方も多くいらっしゃいます。
 
新商品のお話を少しさせて頂きますと、
今季より、一部商品にお色は濃紺のみとなりますが、
4Lサイズが販売開始となります。
また、人気商品の数点に新色が加わります。
大きめのサイズに関しては、お問い合わせを頂いておりましたので、
待望の販売開始です。新色も今まで以上にカラーバリエーションが、
豊富になり、より選んで頂く楽しみが増えますね。
カタログの完成までもうしばらくお待ちください。
 
今年の夏も賑やかでした。
秋は、気温と共にほんの少し気持ちが落ち着きます。
浮足立った感じが落ち着く感じです。
アンニュイでもいいのです。
それも秋の醍醐味だったりしますから。
楽しみましょう、秋を。
それこそが、実りの秋です。
 
【今日のひとコマ】
出会いの話です。
最近、レストランで真鍮のカトラリーに出会いました。
銀とは違った赤味のある絶妙な色合いと光沢感。
素敵!と心の中で声が出ておりました。
勇気を出して、お店の方に聞いてみましたが、
オリジナルということ…手に入らないと更に欲しい欲。
それからというもの、ネットで検索してみたり、
お店を覗いてみたりとなんかしています。
いつか、これ!というものに出会うまで気長に探すことにします。
きっと、それもまた楽しいものです。
 
どうぞ、よしなに。