5年目のカイハラデニム作務衣

こんにちは。和粋庵のスタッフ、澁谷と申します。普段、書き物関係ではメールマガジンを担当しております。この度、こちらの”よみもの”にも投稿をさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。

はじめての投稿は、「5年目のカイハラデニム作務衣」と題しまして当店で人気のあるデニム作務衣のひとつ、「カイハラデニム11オンス」を何年も着ていくとどうなるのか、色落ちの観点から写真も交えつつ紹介してみたいと思います。実は以前メールマガジンでお話ししたことがある話題なのですが、度々お問い合わせをいただくこともございますので改めて書くことに致しました。それではよろしくお願い致します。

  

カイハラデニムとは?

  

まず「カイハラデニム」という言葉自体をご存知ない方もいらっしゃると思いますのでそちらを簡単にご説明致します。

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「カイハラデニム」とは、
広島県福山市に本社を構える
「カイハラ株式会社」が
製造しているデニムの事。
ブルーデニムの分野において、
国内の50%以上ものシェアを
占めています。
輸出においても
国内トップのシェアを誇り、
デニム先進国である
アメリカ・ヨーロッパでも
その信頼も厚く、
とくにナショナルブランド、
プレミアゾーンと呼ばれる
高級ジーンズブランドの素材として
評価を受けているという名実ともに
世界トップクラスの
デニムメーカーです。

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いわば「ブルーデニム日本代表」といっても過言ではない素晴らしいデニムメーカーとのコラボレーションからうまれたカイハラデニム作務衣シリーズは2020年1月現在で、こちらの3種類が製品化されています。

  

厚手仕立てで寒い冬場も頼れる
”初代カイハラデニム”
11オンス

  

まるで絹のような光沢が美しい通年向け
“ピマ綿”

  

独特な霜降り感が涼しい春夏向け
シャンブレー

  

これらの作務衣は、インディゴ(藍)染ならではの「色落ち」が魅力の一つです。私は、2015年の冬から、寒い季節の仕事着として11オンス作務衣の着用を続けておりまして、今年で袖を通すのは5年目となります。5年ということで計算があっているか少し不安ですがそのまま進めます)

およそ2~3週間に1度、手で押し洗い、または、それが面倒な時は洗濯機で洗濯していました。(洗濯機使用時は移染するので単独で洗っております)発売当初よりお客様から「洗濯するとどれくらい色が落ちるの?」といったお問い合わせを頂くこともございましたので、実験も兼ねて、定期的に洗濯していました。そして今どうなったのか、その結果を写真でご紹介します。

白い床に置いて並べてみました。

左というか下が未洗濯のサンプルで、右というか上が私の5年ものです。なんとなく右肩上がりで撮影してみました。

二つを組み合わせた写真も撮ってみました。

光の加減で写る色味が若干変わってしまってはいますが、随分様変わりしたことは伝わるかと。なかなか、いい味が出てきてるんじゃないかな、と。もはや我が子の成長を喜ぶ親の感覚に似た目線ですが(笑)どうでしょうか。

洗濯をしていく毎に生地が柔らになってきまして、優しい風合いとなりました。ちなみにまだまだ色落ちしている真っ最中!10年後はどうなっているのか。この先も変化を楽しみながらこの1着と付き合っていこうと思います。

今回はこの辺で。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。では、また。

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