過去の店長日記
職人がこだわる和粋庵の日本製甚平のポイント6つ
弊社の日本製甚平のこだわりポイントを6つにわけてご紹介します。 1.生地 弊社の甚平の生地にはそれぞれこだわりがあります。最高品質の「近江ちぢみ」の本麻の生地はまるで絹のような柔らかさ・肌触りと麻本来の涼しさを兼ね備えた逸品です。綿100%のしじら甚平も敢えて作られた「しぼ」と呼ばれる凹凸が綿の吸汗性を保ちつつ涼しい着心地を実現しています。詳細は各商品ページに詳しく記載がありますが、日本の蒸し暑い夏を過ごすための甚平としてこだわりぬいた生地を使用しております。 2.脇 昔ながらの甚平の仕立てが、現在、巷ではなかなか見ることが少なくなっています。特にこの甚平の脇の部分です。甚平の脇は、最近海外で量産しているものはレースを取り付けた仕様がほとんどになっています。甚平っぽさはレースでも出るとは思うのですが、弊社は昔ながらの「タコ糸で手編み」という手法で脇を編んでいます。職人がひとつひとつ手縫いするので手間も時間もかかるのですが、やはり甚平の大きな特徴のひとつである部分でしから手は抜けません。 3.上着ポケット 上着のポケットには、実は内側にさらにポケットがついています。携帯を入れていただく目的で作ったもので、スッポリと携帯が入ります。頻繁に取り出す機会がある携帯は、ここという場所を決めて入れる場所があると、とても便利です。 4.ズボンポケット 甚平のポケットは、コストカットのためか低価格の商品にはついていないものなどもあります。甚平で外に出かける際、大きなカバンなどはもたないのがふつうです。そのため、このポケットというものがないと男性はケータイや財布、ハンカチ、ティッシュ、ペンなどの扱いに困ってしまいます。また、部屋着や夏場の普段着として着用する際には、巾着など常にもって歩くものではありませんから、ポケットは重要な役割を果たすことになります。弊社の甚平のズボンには、両脇に1つずつポケットがついており、さらに右後ろにも大き目のポケットをつけております。普段着として不便ないよう考えた作りになっています。 5.ウエスト ウエストは、後ろがゴムで前はチャックがついており、ボタンで留めた上で、紐でしばれて、より調整がしやすい作りになっています。ゴムだけですと、ウエストがきつすぎたり、ゆるすぎたりした場合、はくことができなくなってしまいます。かといって、紐だけですと、着心地もよくありません。ゴムと紐の両ほうの良いところをとった作りで、かなりの幅に対応でき、ちょっと食べ過ぎてウエストを調整したいときなどにも便利かもしれませんね。 6.縫製 一枚一枚、熟練の技をもった職人が丁寧に縫製をしております。長く着ていただくために、力が入る部分にはしっかりとロックをかけ、縫製後の検品もしっかりと弊社で行い、万が一なにかほつれでもあったような場合には返品、修理又は交換も迅速に行っております。丁寧な仕事、小回りがきくこと、細かな心配りが日本製の最大の特徴です。 |
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