過去の店長日記
おこたとみかんの光景 消えゆく日本の風景
こんにちは、和粋庵のデザイン制作担当です♪
突然ですが、皆さん、炬燵(こたつ)、使っていますか?
私の部屋にはおひとり様用の小さなこたつが置いてあります。
お休みの日にはわざわざ籠に入れた蜜柑をセッティングしお茶をすることもあります♪
ですが、そのこたつ業界に厳しい風が吹いているようです…
電気こたつの国内生産“激減”
電気こたつの国内生産が激減している。マンションなどでエアコンが普及したほか、部屋の保温性が高くなり、和室が減るなどしたためとみられる。一方、昔はこたつの上に必ずと言っていいほど置かれていたみかんの出荷量も大きく減少している。(中略)いずれにしても、こたつとみかんという当たり前だった冬の日常が、過去のものになりつつある。(張英壽)
とても残念です。確かに周りでもこたつに関する話題は減ったように思いましたが「激減」と言われるほどになろうとは…
エアコンが普及していなかった昭和30、40年代、こたつの便利さが1人暮らしの若者に受け、こたつは需要を伸ばしたとされる。木造アパートの部屋で、こたつに入り、空気に触れる上体はちゃんちゃんこなどを着て過ごすという姿が思い浮かぶ。
記事の中ほどに「カジュアルこたつ」という言葉がありますが、
私の使っているこたつがまさにそのタイプのようですね。
フローリングの床でもソファの部屋でも存在感たっぷりなこたつは見ているだけでほっこりさせてくれます。
こちら和粋庵ブログでも度々「こたつと半纏(ちゃんちゃんこ)」の関係性は述べてきたように思います。こたつに入っていると背中が寒くなるんですよねぇ…
そしてそのまま肩まで入って眠ってしまったり。
風邪予防のためにも、軽く羽織るものがあると便利だなぁとつくづく思います。
みかんの出荷量も減っている?
ここにも面白い仮説があります。
みかんの出荷量減少はこたつの減少に関係あると見たものです。
要するに「こたつにみかんのシチュエーション」=「食べるシチュエーション」の減少!
りんごやぶどうの種類の豊富さ、バナナの値段の安さ、
季節特有のメロンやスイカと比べるといまいち人気がないのも仕方がないのでしょうか?
さらに、様々なスイーツがコンビニでも購入できるほどに手軽になったこともみかん離れの原因の一つとも述べられています。
最近では野菜や果物を販売するコンビニも増えているとのこと!
コンビニでスイーツを買うかフルーツを買おうか悩ましいところですね…
せめて冬の間だけでも「こたつとみかん」という日本の風景を守りたいと思います♪
その際には是非和粋庵の半纏も雰囲気作りに一役買わせてくださると嬉しいです♪
モスリンのような柄物の半纏もいいですが、こたつ布団の派手な柄には刺子織半纏の素朴な感じの方が合うかもしれませんね。ではまた☆
|
|
|
|
||||||||
|
|