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なぜ卒業式に袴を着るの?女学生の袴姿の由来

こんにちは、和粋庵のデザイン制作担当北村です♪
そろそろ卒業式シーズンも迫って参りました。
中には早くから袴の予約、卒業式袴の前撮りをしているお客様も多いかもしれませんね。
そこで、本日は何故女子大生は袴を履くのか?を調べてみました!
ちなみに、調べるにあたって、こちらのサイトを参考にさせて頂きました。私もほぼ毎週楽しみにしている番組です♪面白いのでぜひ見てみてください。

何故女性が袴を履くようになったのか?

女子学生の袴姿が始まったのは明治の中頃といいます。
畳に座る生活と比較し、椅子に座る機会が増えてきた時代。女性も歩きやすい衣服が求められました。外出の機会が多い当時の働く女性たちは必然的に歩きやすい「袴」を履くようになりました。

女性の社会進出は学校という場にも広がっていきます。現在と異なり、女性が学校に通うということ自体が上流階級の限られた層の人たちだけ、生活水準・知的水準の高い人たちだけの事でした。教室の机と椅子、立ち上がり座る生活により裾の乱れを気にするようになったため、文部省が女生徒、女教師の袴着用を認めました。

また、群馬にとって忘れてはならない富岡製糸場!国の発展のために全国各地から集められた上流階級の子女達。上毛かるたの絵札を見てもわかる通り、ここの工女達も袴を着用していました。富岡市のゆるキャラ、お富ちゃんも袴を着ていますね♪


ですが、やはり女性が男性の服装である袴を着ることは「醜くあらあらしい」とされ、再び制服は和服へと戻っていきました…

女学生の学校制服への採用

明治の教育者である下田歌子という方がいます。現在の学習院女子中・高等科、華族女学校の教授をしていました。明治5年に女官に抜擢され、宮中出仕し、和歌の才能で、昭憲皇太后から寵愛を受け「歌子」の名を名乗るようになったそうです。女性の社会進出を妨げてはいけないと、女性のための袴づくりに挑みました。
男子の袴とは違い股がないスカートのような形状の動きやすい作り。16歳未満の色である濃色(こきいろ)をもとに考えられた紫がかった赤い海老茶色。
華族女学校の制服として考えられた女学生用の袴は人々の支持を集め、全国へと広まっていきました。

お茶の水女子大学附属中学校

さらに、1899年(明治32年)には当時の女子の最高学府である女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)も袴を制服に採用。袴の上に、御茶の水の文字と菊の入った真鍮のバックルのついたベルトをすることを定めました。これは現在でもお茶の水女子大学附属中学校の制服に残っています!
こちらの画像はお茶の水女子大学附属中学校様の公式サイトよりお借り致しました。

明治30年代には女学生の袴姿というイメージが確立されました。ちなみに女学生の袴姿でイメージされがちな漫画「はいからさんが通る」、この作品の舞台は大正時代。タイトルにもある「はいから」とは明治時代の男子洋装ハイカラー(high collar)高い襟のシャツ=ワイシャツを語源としているそうです。こちらの作品も女学生の袴のリバイバルに必ずや貢献していると思います。

女性の袴は昭和の初め頃まで続きました。昭和に入ってからはいよいよ洋装が浸透し、女子学生の制服はセーラー服へと変わっていきました。きっと当時の女学生達も卒業していく先輩達の姿を見て、袴姿に憧れを抱いていたことでしょう。卒業という晴れの日に躍進していく先輩達の姿を重ねていたかもしれないですね♪
現在では女子大生の卒業式で、また女性教員の小中学校の卒業式の礼服として着用されることがほとんどですが、最近では小学生の卒業式に袴を着るというのも流行っているみたいです♪
12歳での袴着用、下田歌子さんの意見からすると、大学卒業である20~22歳での着用よりも正しい姿なのかもしれませんね(笑)

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