過去の店長日記
作務衣制作工程について
先日、作務衣の制作工程をご紹介するため、生地の裁断や
縫製をどのようにしているかをビデオに収めました。
これらを近日中に動画でも写真でも、弊社の作務衣の制作についてまとめ、
公開しようと考えています。ただ今編集作業中です。
日本製で一枚一枚丁寧に職人技で制作している弊社の作務衣を
きちんと知ってもらえたらと思います。
今日は、写真で一部、その工程をご紹介します。
まず、生地の裁断。
生地を正確に重ね、
サイズごとの型を生地に写し、
作務衣の設計書を作成。
そして、裁断。
特殊な生地裁断機械でまとめて生地を裁断します。
裁断後、衿となるパーツには、芯を入れます。
そして、それぞれのパーツを業務用のミシンで縫い合わせます。
紐となる細かなパーツも丁寧に手作業で縫製します。
ミシンにも種類がありまして、こちらがいわゆるロック用のミシン。
ロックをしっかりかけているので、解れません。
必要な部分はロック後にロックの上から縫い合わせます。
以上、簡単ではありますが、生地裁断~縫製までの工程です。
綾織作務衣、絣紬作務衣、麻混作務衣、羽織、子供用作務衣の
和粋庵の作務衣はこのように、一枚一枚丁寧な縫製で織物の街「桐生」で制作をしています。
最近では、よく低価格の中国製の作務衣や甚平もみかけますが、
それらとの違いは、着心地からはもちろん、生地の質や細かな縫製まで、
細部を見て頂ければおわかりいただけると思います。
拘って、長年に渡って裁断や縫製を続けてきた職人と言われるような方々が丁寧に
日本で制作に携わってくださっています。
まだ袖を通されたことのない方は、ぜひ一度、和粋庵の作務衣をお試しください。