過去の店長日記
冬の節電対策 ウォームビズとしての作務衣
こんにちは、和粋庵です。
震災以後、節電は日本全体の使命となりました。
夏は家庭や企業の努力によって、なんとか電気が足りて一安心でしたね。
夏を過ぎてからはエアコンを使うこともなくなり、日本全体として徐々に節電への意識が遠のいてきているように感じるのですが、
これから冬本番でヒーターやストーブをつける季節になっていくと、電力不足でやはり例年以上の節電が必要なようです。
冬季の暖房時、室温を23度から20度にすることで主な暖房設備の消費エネルギーは約2割ほど削減できるそうです。
少し暖かい日は、いっそのこと暖房をつけずに過ごすということが一番の節電になります。
そうなると、寒さを凌ぐのにもっとも有効な手段は、なんといっても【ウォームビズ】。
暖かい服装で寒さをしのぐということに尽きます。
そこで、暖かい服装としての和装を今日は考えてみたいと思います。
暖房のない時代の昔の人々が寒さを凌いでいたのですから、現代でもそれは可能なことです。
そもそも和装というのは前合わせがあるものが多く、前合わせがあると単純に2枚お腹の部分で重なるため、
ふつうの一枚の洋服よりもお腹が冷えず暖かく感じます。
また洋服と違い、そのスタイルは内側に多く着こんでも着ぶくれしづらいという点も和装の特徴といえます。
最近では、ヒートテックを代表とする熱を逃がさない下着が数多く販売されていますが、
そのヒートテックや薄いセーターなどを内側に着こんで、その上から作務衣を着用すると真冬でもとても暖かく過ごせます。
さらに、作務衣はマフラーとの相性がとてもよく、外出する際には
首にさっと巻き付けるだけで首元が暖かく、見た目も粋な恰好に早変わりです。
それでも、雪の降るような日には寒さを感じるかと思いますが、
そんな方のために今年は作務衣コートを例年よりも多く製作いたしました。
この冬、和装で暖かく着こむことで、粋に節電をしてみてはいかがでしょうか。
究極の手段としては、「モスリン綿入れはんてん」をおススメします。
雪国で昔から愛され続けている、この綿入れはんてん。
毎年リピーターの方の購入だけで、かなりの枚数がでます。
一度袖を通していただかないと、他の綿入れはんてんとの違いが体感していただけないのが心苦しいのですが、
軽くて暖かいこのモスリン半てん、冬場に一枚もっていると本当に重宝しますよ。
プレゼントとしても人気の冬の商品ですが、今年は節電対策ということもあってか、
まだ暖かさの残る秋ですが、既に売れ行き好調です。
毎年、売り切れも出てしまう商品ですので、お買い求めはお早めに!
今年の冬、これからどんどん寒くなります!みんなで暖かく着こんで節電しましょう!