【作務衣の選び方ガイド】~着用シーンと季節ごとにご紹介~
こんにちは。和粋庵のよみものページにお越しくださり誠にありがとうございます。こちらでは、作務衣のお取り扱い方法や、粋な作務衣生活をお過ごしいただくためにきっと役立つ情報、こだわりを持って制作している商品の紹介記事などを掲載しています。お時間がありましたら、ぜひ他の記事もご覧ください。
さて、本記事では【1.くつろぎ着】【2.家でも外でも】【3.活動的に】という3つのグループに分け、それぞれ季節ごとのおすすめ品をご紹介していきたいと思います。和粋庵は日本製作務衣に関しては、世界一の商品バリエーションで製造販売しています。どの作務衣を選べばよいか迷われた時のご参考となりましたら幸いです。なお、商品の特徴・仕様の詳細につきましては各商品ページをご確認ください。
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▼ 目次 ▼
1. くつろぎ着
2. 家でも外でも
■春夏:近江ちぢみ本麻
■春から秋:カイハラデニム・ピマ綿
■秋冬:小柄ドビー刺子
3. 活動的に
■春夏:麻綿ロールアップ
■春から秋:T/Cバーバリー織
■秋冬:ウールライク・ストレッチ
4. まだお悩みのあなたへ
作務衣は日本の和服の一種で、もともとは禅宗の僧侶が日々の労務(作務)を行うときに着るための衣でした。現在ではお寺で使われるほか、一般の人にもリラックスウェアや部屋着、普段着として親しまれるようになってきました。着る人や用途の広がりに合わせて、和粋庵の作務衣もさまざまな生地、デザイン、色の選択肢を展開しています。それではここから先は「お部屋向き」から順におすすめ品をご紹介いたします。
[参考記事]
【 1. くつろぎ着 】
和粋庵の作務衣は生地の肌触りがよく、締め付けがないつくりのため、ゆったりと着ることができます。その着心地の良さから、ルームウェアや寝間着といったくつろぎ着としてご愛用してくださるお客様がとても多いです。近年は、館内着として作務衣を取り入れる旅館やホテルも増えております。
[参考記事]
自宅でゆっくり休みたい時、パートナーや家族と一緒にリラックスする時間を過ごしたいとき。おうちで快適に過ごすウェアとして作務衣は最適です。
■春夏:綿麻しじら作務衣(綿75% 麻25%)
「しじら」とは、生地表面に凹凸を作り出す、伝統的な生地の織り方のことを言います。凹凸があることで肌との間に隙間ができ、風通しが良く、汗によるべたつきを軽減してくれます。
蒸し暑い夏でもさっぱりと着ていただけるのがこの作務衣の特徴です。綿と麻をブレンドすることによって、優しい肌触りと涼しさを両立させました。たくさんの方に贈り物としてもお選びいただいています。全7色展開でサイズはS~3Lまでご用意がございます。洗濯機で洗えます。
●思ったよりも軽く通気性もよいため、着心地が最高です。 部屋着として大変重宝しています。
●とっても爽やかで軽くて気持ちよかったです。 女性用としても全く問題ないです。
●83歳の祖父へ贈ったところ、大変気に入って頂けました! 今ではしっかり着こなし、この作務衣で友人と温泉に行ったりしています^ ^
★綿麻しじら作務衣の他にも、しじら織製品がございます。以下よりご確認ください。
■春から秋にかけて:絣紬作務衣(綿100%)
全17色の豊富なカラー展開を楽しめる、通年向きのスタンダートな作務衣です。節(ネップ)が特徴的な「紬(つむぎ)」生地を、絣(かすり)模様が入るように染め上げて制作しています。個性のある生地から、和の趣を感じていただけます。洗濯機で洗える綿100%生地なので、お手入れのしやすさも兼ね備えています。
サイズはSS~LLサイズまでご用意がございます。旅館・ホテル・温浴施設の館内着としても人気です。洗濯機で洗えます。同じ生地を使用したお子様向けサイズもございます。
●他にない色に目が留まり購入しました。良いものが手に入りました。
●今まで着たことがないくらい、気持ちが良いです。
●思っていた以上に良い品でした。さらっとした着心地がとても心地よく、部屋着に使わせて頂いております。
★作務衣と同じ生地を使用した製品がございます。以下よりご確認ください。
■秋冬:綾織作務衣(綿100%)
「綾織(あやおり)Twill weave」とは、織組織の一つです。優れた伸縮性、シワになりにくいことが特徴です。やや厚手で光沢のある本商品は、肌寒い季節のルームウェアにもおすすめ。綿100%で肌触りがよく、初めて作務衣を試すというお客様によく選ばれています。洗濯機で洗えます。
全11種類の色展開も魅力の一つです。同じ生地を使用したお子様向けサイズもございます。
●さっそく、着てみましたが着心地が最高です!肌触りも良くて普段着として重宝すると思いました。追加で色違いを注文するつもりです。
●楽器の演奏をするときの衣装用に購入しました。とても着心地が良く、また色合いも想像通りでした。動きやすく、洗濯も自宅でできるので重宝しています。
●12月ですが、寒さも大丈夫そうです。着心地は、ゆったりとして良いです。
★作務衣と同じ生地を使用した製品がございます。以下よりご確認ください。
【 2. 家でも外でも 】
最近は、作務衣を普段着として、お出かけする際のコーディネートに取り入れるお客様も増えています。近年「ワンマイルウェア」という言葉を耳にすることがありますが、それは部屋着にできるほど着心地がよく、かつ自宅から半径1マイル程度のお出かけにも着ていけるくらいおしゃれな服のことを指します。
そんな現代の働き方やライフスタイルを反映したワンマイルウェアとしても、作務衣はとても人気があります。近くのお店へ買い物に行ったり、カフェでまったりコーヒーブレイクを楽しんだり。ちょっとした外出シーンにもぴったりな商品をご紹介します。
■春夏:近江ちぢみ本麻作務衣(麻100%)
「近江ちぢみ」は最高級な麻織物のブランドで、400年以上もの歴史があります。この生地は伝統的な技法によって麻特有の硬さを和らげており、さらりとした極上のさわり心地が魅力です。吸湿性・放湿性にすぐれているため、汗によるベタつきも軽減してくれます。
涼しさと肌触りの良さを両立したこの商品は、暑い季節の心強い味方。高級感のある生地なので、カジュアルすぎずお出かけ着としても活躍してくれる一着です。洗濯機で洗えます。
●麻100%ということで謳い文句通りの肌触りなのか気になってましたが、ほんとうに絹のようなさらりとした肌触りでびっくりしました!さすが歴史ある近江ちぢみです。
●夏用の部屋着兼パジャマとして購入しました。が余りに着心地が良すぎて寝間着等よりは部屋着兼外出着になっています。湿気が多い日でもとても涼しく過ごせています。
●飲食店のユニフォームとして毎年買い替えながら使っています。軽くて動きやすく、生地も縫い目もしっかりしていて丈夫です。使い込むうちに、いい塩梅に馴染んでいくのを楽しめる作務衣です。
★近江ちぢみ製品は、本製品のような麻100%のものに加え、綿麻混紡の「絣織」や綿100%の「アイスコットン」などのご用意がございます。以下よりご確認ください。
■春から秋にかけて:カイハラデニム・ピマ綿作務衣(綿100%)
綿の中でも最高級品と言われる「ピマ綿」を使用した、しなやかで光沢のあるデニム生地の作務衣です。生地を生産しているのは、日本国内でトップシェアのデニム生地メーカー「カイハラ株式会社」。それを日本の職人が丁寧に仕立て上げた、ぜいたくな一着です。
デニム生地にありがちな硬さやゴワつきが一切なく、想像を超える着心地の良さを実感していただけます。薄手の生地なので、インナーを調整することで長い期間ご着用いただけます。生地はインディゴ(藍)で染めているため、お洗濯ごとに色が落ち、雰囲気が変わっていきます。手洗いの手間はございますが、世界に一着だけの作務衣を作っていく楽しみ、その味わいをぜひお手にとって感じてください。
●この商品、さっぱりとしていて、生地は柔らかく、本当に着やすいです。身長180cm、体重90kg、ウエスト100cmでLLサイズで全く違和感なく着れています。
●デニムとは思えない軽い着心地で、非常に良い。どのような色落ちになるか楽しみです。
●旅館の館内着で出会って同じものが欲しいとのことで誕生日プレゼントで購入しました。着心地がとてもよく毎日着てくれています。
★作務衣と同じ生地を使用したバッグや他の種類のカイハラデニムもございます。以下よりご確認ください。
[参考記事]
■秋冬:小柄ドビー刺子作務衣(綿100%)
昔ながらの「ドビー織機」で作られた、刺子柄が特徴的な生地の作務衣です。均一に並んだ小さなドット状の柄が入っているため、近くで見るとまた印象が変わり、伝統的な織物の奥深さも楽しめる一着です。
生地は丈夫で柔らかく、適度な厚みがあるため、寒い季節にもおすすめです。素朴さと個性を併せ持つこちらの作務衣は、和粋庵でも特に人気な商品です。洗濯機で洗えます。
●今回、初めて注文してみました。程良く柔らかく、暖かくてとても良いと感じました。
●刺し子で風も通しにくく、冬場に着ております。また小柄ドビー織りが邪魔にならないアクセントになっていると思います。
●しっかりとした作りと、落ち着きのある色合いがとても気に入りました。温かい上、肌触りも好きな感触で、ずっと着ていきたいと思いました。
★小柄ドビー作務衣の他にも、様々な刺子織製品がございます。以下をご確認ください。
(参考記事)
【 3. 活動的に 】
作務衣は、体を動かす作業や創作活動などを行う人にもおすすめな装いです。はじめは僧侶が着ていた作務衣ですが、やがて日本文化に関わるあらゆる仕事のための衣服として、徐々に僧侶以外の職人(例えば陶芸家や和食を料理人など)にも広まっていたという歴史があります。
最近は一般家庭でも、毎日の家事や庭仕事などの作業を行うとき、作務衣がぴったりだというお声も頂戴しています。動きやすさや通気性、ポケットの数など細部にまでこだわった、作業着としても優秀な商品をご紹介します。
■春夏:麻綿ロールアップ作務衣(麻50% 綿50%)
麻50%・綿50%ブレンドした、薄手の春夏用の作務衣です。上着の袖と、ズボンの裾をロールアップできる仕様になっているため、涼しさを増したい時や作業中に袖が邪魔になってしまう時にぴったりです。
捲り上げた袖や裾はボタンで留めることができるので、ずり落ちてしまう心配もありません。作業着としてもリラックスウェアとしても使い勝手がよく、特に夏場は一着あると重宝します。洗濯機で洗えます。
●おしゃれで着心地も良く各所に工夫が凝らせれており、これまでの作業着のような作務衣の概念が覆され、大変気に入っています。
●麻綿ロールアップ作務衣は柔らかく風の通りも良く巻き上げも楽に出来、仕事場では本来の作業着として本当に使い勝手の良さを実感しました。また着たまま外出しても良いし、仕事場で毎日着ております。
●手洗いの時に、袖を捲るのが楽な事と、絵を描くというという点を踏まえ、ロールアップを選びました。やはり、季節にあった作務衣は快適。袖を濡らすことなくすごしています。
★他の生地を使ったロールアップ仕様の製品がございます。以下よりご確認ください。
■春から秋にかけて:T/Cバーバリー織作務衣(ポリエステル65% 綿35%)
こちらの作務衣は、T/C(テトロンコットン)を使用したバーバリー織で作られています。光沢のあるラグジュアリーな印象がありつつ、シワになりにくい・汚れにくい・乾きやすいという機能性も兼ね備えた優秀な生地です。
お寺の住職や、書道や陶芸の仕事をされる方からのご要望を実現し、ゴム袖・ゴム裾で作業がしやすく、洗濯も容易な一着に仕上げています。比較的薄手な生地なので、春から秋にかけての作業着として最適な商品です。洗濯機で洗えます。
●過日四国88か所遍路に参加致しました折、先達さんが着用なさっていたのを身近に見、ネットで購入したのですが、重宝しております、以前よりも立ち居振舞いが楽になりました。
●とても着やすく、普段着から掃除等に至るまで重宝しております。手首、足首もゴムでしまっているので、風の強い日風が入ってくることはないです。
●着心地抜群です。肌ざわり良く、動きやすく、今の時期(5月)にぴったりの作務衣です。
★同じ生地を使用した製品がございます。以下よりご確認ください。
■秋冬:ウールライク・ストレッチ作務衣[聖](ポリエステル100%)
寺院より依頼を受け、改めて作務衣のルーツに立ち戻り、日々の労務(作務)のための機能性を突き詰めた一着です。ゴム袖・ゴム裾に、ファスナー付きポケット、尻ポケット、膝あてなど、作業のしやすさを実現するこだわりが随所に詰まっています。
ウールのような質感のポリエステル100%生地を使用しているため、温かさもありながら、お手入れがしやすいことも魅力です。もちろん着心地の良さも兼ね備えているため、普段着・部屋着としても使える万能な商品です。洗濯機で洗えます。
●初めての作務衣です。軽くて柔らかな風合いが気に入りました。ゆったりとした作りも期待通りでした。
●ストレッチ素材で動き易い上に、ゴム式の袖口、裾でこの時期の冷たい空気の侵入を防ぐことが出来て快適です。
●普段から作務衣を着ている父に、外出着として新しくプレゼントしました。身長160センチ、腹囲93センチという体型で少し裾が長かったですが、上着とお腹周りは問題ありませんでした。着やすいと喜んでいました。
★お手入れが楽でシワになりにくい性質をもったポリエステル製品をまとめました。以下よりご確認ください。
(参考記事)
【 4. まだお悩みのあなたへ 】
いよいよ記事も終盤です。ここまで読んだものの、まだピンとくる商品が見つからないあなたへ。作務衣に興味はあるけれど、着る時期や用途が決まっていないのでしょうか?誰かへの贈り物として、万人受けする商品をお探しでしょうか?
まずは和粋庵で一番スタンダードな商品が知りたいというあなたには、こちらの商品がおすすめです。迷った際はまずこれをお試しをいただけますと、作務衣の魅力や着心地の良さが伝わるのではないかと思います。
■たてスラブ作務衣(綿100%)
定番商品を試したいあなたには、この「たてスラブ作務衣」がおすすめ。わざと太い部分と細い部分があるように紡績された糸で織られた「スラブ生地」を使用したヴィンテージ品のような、スラブ生地が持つ独特の質感が楽しめる人気商品です。
綿100%の柔らかな生地で着心地もよく、ベーシックなシルエット、豊富なサイズ展開・色展開が魅力です。一着目の作務衣として自信をもっておすすめします。色違いで御揃えになられるお客様が多い作務衣でもあります。洗濯機で洗えます。
●はじめての作務衣として購入させていただきました。着心地はとても良いです。生地は薄めですが、おかげで夏も着れます。冬は重ねて着ればいけます!もう1着欲しいと考えているところです。
●何着か持っている作務衣で一番気に入りました。毎日家に帰ってはすぐ着替えるのですが、これが楽しみで帰宅が早くなったくらいです(笑)
●着心地も良く、布団に入った瞬間、和風旅館の布団で寝るような感覚になり、得した気分になりました。
★同じ生地を使用した、羽織・ジャケット・ロング羽織・頭陀袋といった「たてスラブシリーズ」も好評をいただいております。以下よりご確認ください。
(参考記事)
今回は着用シーンと季節にスポットを当ててご紹介をいたしました。上記はあくまで一例です。お悩みの際は、お電話・メール・LINEでのお問い合わせや実店舗にご来店いただく形など、お客様とご一緒にご希望にかなうものを見つけるお手伝いもできますので、お気軽にお声がけください。最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。