過去の店長日記
甚平の季節になりました
6月になると各所でお祭りなども始まり、甚平の需要も随分と増えてきています。
作務衣以上に、甚平はお祭りなどで着られることで世間に浸透していますが、
甚平の歴史は、実はよくわかっていません。
戦国時代に武士が戦の時に着用する、陣羽織が起源と言われている説、
甚平さんが作ったという説、などが言われていますが、
地方によって、その形が異なること(半袖、単衣など)などから、
どうやら一般に言われている説は必ずしも当たっておらず、
今のところ由来は不明であるというのが本当のところのようです。(『江戸服飾史』より)
江戸時代などでは、下町の町民の部屋着として着られていました。
ですから昔から甚平が親しまれてきたのは事実です。
松尾芭蕉も、
『きても見よ 甚べが羽折 花ごろも』
と俳句の中で甚平を謡っています。
ぜひこの夏、甚平で涼しく粋に、昔の人たちの甚平姿をおもったりしながら、和の生活を楽しんでください。
甚平に草履姿で単身、アメリカに乗り込んでいった日本人が今度、
ハリウッドの『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出演するというニュースがありました。
『パイレーツ4』日本人キャスト松崎悠希、ホームレスからの大逆転!単身アメリカでチャレンジ続ける
松崎は、「世界的な映画俳優になりたい」と甚平に草履という姿で
単身アメリカへ旅立ったチャレンジャー。
ニューヨークのユースホステルで全財産を盗まれ、ホームレスになった彼だが、それでも夢はあきらめなかった。
ホームレスの施設に入り、ニューヨークの中心、「タイムズスクエア」の一角で、
日本の童謡を歌ってお金を稼いでいたという。
その後、B級アクション映画にキャスティングされたのをきっかけにハリウッドに移り住み、
そこで舞台に出演する傍らオーディションを受け続け、映画『ラスト サムライ』
『硫黄島からの手紙』、テレビドラマ「HEROES/ヒーローズ」と次々とハリウッドでの
チャンスをつかんできた。
そして今回、ついに大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ4作目に
キャスティングされたというわけだ。
勇気をもらえる話です!