過去の店長日記
高齢者のインターネット利用拡大に期待
こんにちは。
今日は、弊社で集めているアンケートの集計のこれまでの結果を少しだけご紹介します。。
弊社の作務衣などをネットで購入してくださる方は、最初は
どのぐらいの年代の方なのかわからなかったのですが、
最近では任意のアンケートなどを取らせて頂いております。
任意なので、ご利用いただいている方の割合そのままが
出ているわけではないのですが、一つの参考にはなります。
商品の特性からなのか、それとも若い人はアンケートにお答えにならないのか、
ネット利用人口の多そうな20代の方が総じて少なくなっています。
作務衣購入者様よりも全商品対象のアンケートで、30代の方が
多くなっているのは、おそらく七五三関連商品を購入される方の
多くが30代の方だからだと思われます。
また、60代以上の方の割合が少なくなっていますが、年配の方ほど
インターネットを見て、電話注文をされることが多いように感じて
いますので、この電話注文が入ると少しまた数字が上ブレするような
気がしています。
ちなみに平成21年の総務省の情報通信白書では、インターネットの
年代別利用人口が以下のようなグラフになっています。
白書の60代以上の日本全体のインターネット利用率が20代、30代の方の
3分の1ほどしかないことを踏まえ、アンケート結果をみると
和粋庵のサイトの利用者は全体としては、一般のサイトと比べると、
中高年の方の利用割合が多いと思います。
さて、そんな考察をしているところ、以下のようなコラムがありました。
60代がネットを使うのは朝食と昼食の後
ご覧のように、60代のネット利用時間帯はお昼の明るい時間に集中。夜型の若年層とは対照的な結果に
団塊の世代もそろそろ定年&リタイアを考える年代に入った。彼らの世代といえば、まだまだ「パソコンは苦手」という人が大多数だが、もちろん40、50の手習いでパソコンやネットを使いこなす人も少なくない。しかし少々想像しにくい彼らのネットライフはどんなものなのだろうか?
博報堂DYメディアパートナーズが、1月28日~2月3日に首都圏エリアに住む60~69歳の男性433人を対象に行ったアンケート「60代男性:メディアと生活時間帯調査」によれば、60代男性がパソコンやインターネットを利用する時間帯は、午前9~12時と午後1~3時にピークが。さらに「週末より平日(平日>土曜>日曜)」「無職>有職者」で利用度が高いことが明らかになった。
「財団法人インターネット協会」が2009年にまとめた『インターネット白書』によると、全世代でのインターネット利用時間帯は午後8時~11時がピークで、午後1時、2時台は、深夜を除けばむしろ「底」に近い時間帯。しかし60代のネット利用時間帯のトップは午後2時前となっており、調査を行った博報堂DYはこれについて「インターネットで株式市況をチェックしているのでは」と述べている。
先頃、2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が「ひろゆき日記@オープンSNS」で明らかにしたアドプランナーの調査によると、2ちゃんねるユーザーの6%が55~64歳で、65歳以上の2ちゃんねるユーザーも2%いるという。老後といえば、テレビや散歩、趣味に勤しむというのももはや過去の話。「老後はネット」「ネットは高齢者のもの」という時代がもうそこまで来ているのかもしれない。
弊社の注文のある時間帯も、朝から夜までそれほど偏りがないので
少し不思議に思っていましたが、よく見てみると、
お昼ごろの注文は年配の方、夜の注文は若い方が多いようです。
年配の方はパソコンが苦手などと言われますが、そんなことなくなってきているように思います。
全体としては高齢者の利用率が若干減っているようですが、うまく
使いこなしている人と、そうでない人が二極化しているようです。
ただ、今後はパソコンを使わなくてもネットにつながる時代になっていくでしょうから、
テレビを見るように、当たり前にネットを使う年配の方が増えていくと思います。
老後にスローライフをされる方、田舎ぐらしされる方、陶芸をやられる方、蕎麦打ちをされる方、様々だと思いますが、その生活に気軽なネットとちょっと良い作務衣。
今後、作務衣などの需要が大きくなっていくこと、インターネットでの購入が
増えていくことに期待をしております。