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和粋庵について | 日本製作務衣、日本一のこだわりと歴史
和粋庵は職人が一枚一枚作り上げる日本製作務衣・甚平のブランド
繊維の街として名高い群馬県桐生市で、元々は着物の羽織や帯の和装品メーカーとして創業。
60年に及ぶ歴史を持ち、自社工場での製造から直接販売まで行う日本製作務衣No.1メーカーに。
伝統の技術と現代にあった機能性・デザイン性を融合し、日々作務衣作りに励んでいます。
こだわるMADE IN JAPANの品質と信頼
織物の街「桐生」で生まれた和粋庵・受け継ぐ技術と想い
織都と呼ばれる「桐生」は、織物によって栄えた地域で、繊維の歴史は古く、約1,300年前にまでさかのぼります。染色・洗浄に適した桐生川の水や、周辺に養蚕・製糸地帯をひかえるといった立地条件にささえられ、今日まで歴史が受け継がれています。ただ、1980年ごろ1兆8000億円あった和服の市場規模は、現在2400億円前後と40年で85%近く縮小。和装で栄えた繊維の街は、大きな苦境に立たされています。
また、価格競争の中で洋服を含む衣服の生産は、中国や東南アジア諸国に拠点が移ってしまい、日本国内で販売される衣料の97%以上は、輸入品という状況になっています。その過程で残念ながら国内の工場は急激に減少し、日本の繊維関係の技術はその継承も滞り始めています。 和粋庵は、和の精神や粋、伝統の技術を受け継いで将来に渡って日本の職人の手で作ることにこだわり続けたいと考えています。
日本製の作務衣を日本各地の伝統的な織物で製造することによって、日本の職人の技術が受け継がれ、そこにまた新たな若手の働く場所があり続けるほうが日本の社会や将来にとっても良いのではないか。伝統技術と先人の想い、職人の仕事を絶やさず、後世まできちんと受け継いでいきたい。そのような思いで、「MADE IN JAPAN・日本製」にこだわったものづくりブランド「和粋庵」は誕生しました。
日本製作務衣でNo.1のメーカーに
着心地の良さとモダンなデザイン生地は糸からこだわり、日本全国の歴史ある様々な産地にて作務衣や甚平に合う生地を織り、昔ながらの日本人の英知に加え、最先端の繊維技術も取り入れます。移り変わる四季や現代の生活様式にあわせた機能性と、モダンなデザインの両立を狙った商品開発を行ってきました。自社のある桐生に限らず、ALL JAPANの質の良い生地を用途やお客様視点で取り扱っています。一度着たら虜になってしまうような着心地の良さを追い求め、部屋着に留まらない「普段着」・「外出着」として現代の”粋”なデザインを形にして提案しています。 |
世界一のバリエーションとコーディネート
自社オリジナル商品は100種類を超え、作務衣のサイズはSSサイズから4Lサイズまで幅広く作っており、商品によってはカラーも17色から選べます。日本製作務衣に関しては、世界一の商品のバリエーションで製造販売しています。 |
これからもMADE IN JAPANのものづくりを続けるために
若手に伝統を紡ぐ「いい会社」への取り組み
職人の働く環境を大切に、伝統技術を守っています。伝統的な和装を作るために必要な技術と、最新技術を取り入れた自社工場設備をもって、丁寧でありながらも現代にあわせた効率の良い商品づくりを目指しています。また、近年では価格競争に伴う製造現場の過酷な労働環境が世界的にも問題になっていますが、当社では若手の技術を受け継ぐ職人が増えるように、またその仕事を長く続けることができるよう、働きやすい職場環境づくりにも力を入れています。近年、その働き方改革への取り組みが県や国から認められ、数々の賞を受賞しています。
【受賞歴】
2018年 群馬県優良企業表彰・優秀賞受賞
2019年 群馬県いきいきGカンパニー・奨励賞受賞
2019年 はばたく中小企業・小規模事業者300社受賞
2020年 群馬県労働局長 ベストプラクティス企業認定
2021年 経済産業省 地域未来牽引企業選定
会社概要
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和粋庵の作務衣のこだわり・大切にしたいこと
肩はぎしない、和装の背縫い製法
和装の着物は一反の反物から必要最低限の位置にはさみを入れて裁断し、仕立てを行なうため、前身頃と後ろ身頃が一枚の生地でつながっています。洋服とは違って、肩山での「はぎ」はしません。
着物の流れを汲む和装の作務衣も、肩はぎをせずに背縫いで大きなパーツを縫い合わせます。洋服のように肩はぎを作って小さなパーツにするほうが扱いやすく、生地の取り分も良いのですが、着用したときの和装ならではの、なで肩のシルエットが変わってしまうため、和粋庵の作務衣では肩はぎをしていません。
また、敢えて「背縫い」をすることで背に「縫い目」ができます。昔の日本人は「目」には魔除けの力があると信じており、背縫いの「縫い目」にも背後から忍び寄る魔を防ぐ力があると考えていました。背縫いには『背から魔が入らないように』という古くから日本に伝わる願いも込められています。
「縫い目」の加護を信じる心も和装として受け継いでいきたい、和粋庵の作務衣のこだわりのひとつです。
衿にステッチをのせない「落としミシン」の技術
「衿を正す」という慣用句がある様に衿は和装で重要視されてきました。作務衣は、手縫いの和裁ではなく、ミシンでの縫製ですが、和粋庵の作務衣では「落としミシン」という技法で、衿にステッチをのせることがありません。この技法は、指先の感覚を頼りにわずか1~2mmのギリギリの所にミシンをかける技術で、技術の習熟には当社でも1年ほどは時間を要する高度な技術です。
衿はミシンで上からたたいてしまって、ステッチが見えるように作るほうが簡単ですが、和装の流れを汲んで、敢えて難しい作り方をしています。「衿」をとても大事にしてきた日本人の歴史があります。また「衿」があるからこそ、ジャージやスウェットとは違って、背筋が伸びるのようなそんな心持ちになるのが作務衣の良いところだと思います。衿の美しさは和装として作務衣に残していきたいこだわりです。
四季や用途ごとに厳選された織物産地の生地
桐生を作務衣の製造拠点としながらも、作務衣に使用している生地は、日本の四季と作務衣の様々な用途にあわせて日本全国から厳選しています。
昔から日本の四季の寒暖差は大きく、日本人は知恵と技術で衣類に工夫を重ねてきました。桐生は絹の織物の産地として名高いのですが、日本全体を見渡してみれば、たとえば夏物衣類として麻織物は滋賀の「近江ちぢみ」、新潟の「小千谷ちぢみ」という産地があり、広島の「カイハラデニム」、静岡の遠州”綿”織物、埼玉の武州藍染めなど、日本全国にそれぞれ得意とする分野が違う繊維産地というものがあります。
その地域の気候、風土、文化や生活が相まって、先人が積み重ねてきた工夫の結晶ともいえる織物が各地域で今も製造されています。和粋庵では、天然繊維の伝統的な織物や加工をベースに商品作りをしながらも、用途に応じて着心地も良い化学繊維の生地の作務衣もラインナップしています。様々な生地を扱うことは裁断も縫製もひとつひとつの商品で気に掛けるポイントが異なってくるため、素材選びにも素材の扱い方にも多くの知識と技術が必要となります。
纏うことで変わる心。和のある豊かな生活。
作務衣という衣類
作務衣はもともとお寺の作業着でした。今もお寺でも日常的に使われています。そして、その動きやすさから、日本文化に関わるあらゆる仕事のための衣服として、職人や和食料理人の間で広まりました。それは蕎麦打ち、陶芸などが代表的なイメージかもしれませんが、あらゆる日本の職人の方に袖を通していただいています。ここでクラフトマンシップ、職人気質、その精神も作務衣の中に刻まれたように思います。 そして現在では、その着やすさや快適な着心地、衿のある和装特有の精神性や歴史、見た目の粋な着姿が再注目され、広く一般にリラックスウェアや部屋着、普段着として親しまれるようになってきています。
「和」の豊かさを世界へ。次の時代へ受け継ぐ。
作務衣は安らぎある衣でありながら、上品さを兼ね備えています。作務衣を纏うと素朴で飾らない在り方ができるのです。それが大変心地よく、穏やかな日々をその幸を享受しながら過ごせるのです。 さっと羽織るだけで大変足が軽く感じられ、なんだかわくわくする。いきいきと何かしたくなるような、作務衣はそのような心に切り替えることができる衣類です。なにか背筋が伸びるような精神的な心持ちになるのは、衿のある和装ならではの特徴であり、職人と共に培ってきた歴史の重みなのかもしれません。和粋庵は、作務衣を通して「和」の豊かさを世界へ発信していきます。
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和粋庵についてもっと知りたい方へ
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和粋庵をご利用のお客様から沢山のお声を頂いております
長年、作務衣・甚平を中心に販売をしてきて、沢山のお客様から商品に対して、お店に対して、サービスに対して、フィードバックを頂いてきました。厳しいお声も、嬉しいお言葉もひとつひとつ大切に、商品やサービスの改善に努めてまいりました。
インターネット上でのレビュー書いてくださったり、直筆のお手紙や写真を送ってくださったり、店舗まで足を運んでくださったりと、いろいろな形がございますが、その度に和粋庵はお客様に支えられていることを実感します。
今後もお客様お一人お一人のお声を大切に、長く愛される商品とお店であるように精一杯努めてまいります。ぜひご購入の際は、他のお客様のお声をご参考ください。
佐藤忠志 様
インターネットで購入させていただきましたが、行き届いたメールのやり取りで不安無く安心して購入できました。商品も作務衣とは言え高級感溢れる生地で、色合いも良く、これまで袖を通して来た作務衣の中で一番のお気に入りとなりました。また季節が変われば購入を考えています。スタッフの方々ありがとうございました。
三原 一 様
甚平を初めて購入しました。せっかくなのでいいものをと調べて和粋庵さんにたどりつきました。お値段もなかなかで高価なので数種類の中から何にしようか迷い早速電話でたずねたところすごく親切、丁寧にアドバイスを頂き感じも良かったです。本麻楊柳甚平にきめました。注文から配達までも速く包装も凄く高価漂うもので物も色(グレー)、肌触りも抜群に良かったです。この度は、大変お世話になりました。またの機会宜しくお願いします。
AGEAcTORIKO 様
父の日のプレゼントに発送をお願いして、「届いたよ。ありがとう」とは聞いてましたが、今日久しぶりに実家を訪問しましたら…簡素な到着電話とは裏腹に大変喜んでくれている父の姿を見ました。(笑) 色味も珍しい錆色グリーンをとても気に入ってくれて送った方としても嬉しい気持ちでいっぱいです。サイズ交換カードの同封もお願いしましたが不要にピッタリ!! 更に、この心遣いを母がとても感心してくれました。 本当に良い贈り物ができました。感謝します。ありがとうございました。
自然好き 様
和粋庵様により、作務衣の美しさ(形、素材、色、手触り感など)、更に言うに言えぬ着心地の良さを気づかせていただきました。また応対して下さる社員どなた様も誠実で清潔なお人柄で、老いの心に大きな安らぎと喜びを頂いております。以前にも同じ藍染を購入させていただき、御社の藍染作務衣の美しさ、着心地の良さを日々味わわせていただいております。それを着て過ごせる幸せを強く感じております。ありがとうございます。
各種メディアにも多数取り上げていただいております
monoマガジンに綿しじら甚平が掲載されました。
2020年6月16日発売 mono(モノ)マガジン に職人の名品として大きく掲載されました。
日本テレビ「遊戯みたいにいかない」にて東京03角田晃広さんが着用されました。
2019年4月17日~ ドラマ「遊戯みたいにいかない」にて主演の東京03・角田晃広さんが絣紬作務衣を着用されました。
小学館サライに遠州織の作務衣と羽織が掲載されました。
2019年9月10日 小学館 サライ10月号別冊 大人の逸品秋号他、小学館さんには多数掲載いただいております。
テレビ東京「東京センチメンタル」にて小栗旬さんが着用されました。
2016年1月22日 テレビ東京 ドラマ「東京センチメンタル」にて本藍染作務衣を小栗旬さんが着用されました。
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